【初心者でも簡単】エクセルでの重複データを削除する方法
エクセルでデータを管理していると頭を悩まされる問題の1つに重複データがあります。注意していても発生してしまう重複データですが、手作業で検索して1つずつ削除するには限界があるでしょう。エクセルには重複データを抽出したり、削除したりする機能が付いていますので、今回はエクセルの機能や関数を活用して重複データを削除する方法をご紹介します。
エクセルでの重複データを削除する方法は？
エクセルに備わっている機能を使ってエクセル上の重複データを抽出したり、削除したりが可能です。ここでは、「条件付き書式」、「重複の削除」、「COUNTIF関数」を使った方法をお届けしますが、状況に応じて使い分けることで非常に効率的に重複データの削除ができます。
方法１：「条件付き書式」で重複データを削除する
まず、ご紹介するのはエクセルの「条件付き書式」で重複データを抽出後、手作業で削除する方法です。エクセル上の1列から重複データを抽出するのに適しています。
Step1:エクセルの重複データを抽出したいセルを全て選択します。
Step2:ホーム＞条件付き書式＞セルの強調表示ルール＞重複する値と選びます。
Step3:次の値を含むセルを書式設定が表示されたら、値が重複になっていることを確認し「OK」を押します。書式は、どれを選択してもかまいません。
Step4:エクセルの重複データがあるセルは選択した書式に変更されます。後は手作業で不要なセルを削除します。
方法２：「重複の削除」で重複データを削除する
次はエクセルの重複データを自動で削除する「重複の削除」を使う方法です。エクセル上にある複数の列から重複データを一気に抽出して自動で削除するので、大量のデータから素早く重複データを削除したい時に最適です。
Step1:エクセルの重複データを抽出したいセルを全て選択します。
Step2:データ＞データツール＞重複の削除を選択します。
Step3:エクセルで重複データを削除したい列にチェックを入れてOKを押します。
Step4:エクセルから削除された重複データの数が表示されるので確認しOKをクリックします。
方法３：「COUNTIF関数」から削除する
エクセル重複データの削除を「COUNTIF関数」から行う方法です。列の中に重複の値があれば「重複」と表示されるよう、関数で指定します。
Step1:重複のチェックに使う列を作ります。
Step2:セルに「=IF(COUNTIF($A$2:A2,A2)>1,”重複”,””)」を入れた後、オートフィルを使って下のセルにも関数を入力します。オートフィルの使い方は、同セルの右下にカーソルを合わせて黒い十字に変え、そこから下にドラッグするだけです。
・「=IF(COUNTIF($A$2:A2,A2)>1,”重複”,””)」…A列で重複するデータがあれば重複と表示するように指定する関数です。
Step3:エクセル上で重複データがある行に重複と表示されるので、手動で削除します。
重複したエクセルファイルを検索し削除する方法はあるの？
エクセル上の重複データの削除は「条件付き書式」、「重複の削除」、「COUNTIF関数」から可能ですが、重複したエクセルファイルを検索して削除したい場合の手段はお持ちでしょうか。最後に、エクセルファイルの重複を検索して削除する方法をご紹介します。
専門ツールPassFab Duplicate File Deleterで重複したエクセルファイルを削除する
専門ツールPassFab Duplicate File Deleterは、あらゆるファイルに対応する重複ファイル削除のツールです。エクセルファイルの重複だけに絞り込んで削除でき、ファイル検索の際にはファイルサイズや重複の性質などの条件を設定できるため手作業で分類する手間が省けます。
では、さっそくPassFab Duplicate File Deleterで重複したファイルを削除しましょう。
PassFab Duplicate File Deleter無料ダウンロード：
Step1:PassFab Duplicate FileDeleterをパソコンにダウンロードしてインストールします。
Step2:画面をクリックしてエクセルファイルの重複を検索したいフォルダを追加します。
Step3:左下の歯車アイコンを押します。
Step4:スキャンモードを設定します。
Step5:excelの不要な重複データを選択して「重複削除」を押します。確認メッセージが表示されるので「はい」を選びます。
まとめ
今回はエクセルに備わっている機能や関数を使って重複データを抽出したり、自動で削除したりする方法をお届けしました。エクセルの重複ファイルを抽出して削除したい時は専門ツールPassFab Duplicate File Deleterを使うと手間や時間をかけずに行えます。エクセルの重複ファイルだけを抽出して削除可能、検索時は条件を設定できるので重複ファイルの絞り込みが楽になります。
